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子供に「高い高い」は危険?揺さぶられっ子症候群とは?

揺さぶられっ子症候群とは、生後約6か月以内の新生児や乳児の体を、過度に揺することで発生する内出血などの外傷。

児童虐待ともなりうるもので、乳児揺さぶり症候群ないし乳幼児揺さぶられ症候群とも言います。

 

揺さぶられっ子症候群では、脳や神経に対して回復不能なダメージがあった場合、運動機能的な障害や発達障害、あるいは最悪の場合では死に至る危険性があることも示されており、こと新生児や乳幼児に対する扱いに注意が呼びかけられています。

不安に思う方もいるかと思いますが、常識的なあやし方をしていれば問題がおこるとはありません。

 

しかし、あやし喜ばせようとして豪快に振り回したり、あるいは車移動の際、新生児用ではないチャイルドシートに長時間座らせるといった行為はしないようにしましょう。

 

熱中症の応急処置の仕方

(1)涼しい場所に移動する

クーラーが効いた室内または風通しの良い日陰などに移動し、安静にしましょう

 

(2)体を冷やして体温を下げる

衣服を脱いで、首や脇、足首などに保冷剤などをあてて冷やします。

保冷剤がない場合は、水をかけてうちわなどであおぎましょう。

 

(3)水分補給をする

水やスポーツドリンクなどを飲ませましょう。
おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、誤って水分が気道に入る危険性があるので、むりやり水分を飲ませることはやめましょう。

 

それでも症状が良くならない場合は直ちに救急車を呼んでください。

熱中症はなぜ起きる?

熱中症を引き起こす条件は、

「環境」「からだ」「行動」

によるものが考えられます。

「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。

「からだ」の要因は、運動などによって体に熱が生じたり、暑い環境に体が対応できないことなどがあります。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。

 

熱中症の3つの原因

環境

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からだ

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行動

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体温調節のバランスが崩れ、どんどん身体に熱が溜まってしまった状態が熱中症です。

 

 

暑さ指数(WBGT)とは?

熱中症予防のため、湿度・気温・輻射熱(ふくしゃねつ)の3つの要素を取り入れて数値化した指標です。

 

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グラフから、暑さ指数が28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が増える様子がわかりますね。

 

日常生活に関する指針

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暑さ指数が28を越える日は熱中症の危険がかなり高いです、熱中症対策を忘れないようにしましょう!

 

 

 

熱中症警戒アラートとは?

 

熱中症になりそうな日に、熱中症対策を促すため、政府が発信する情報です。

 

年々、熱中症によって亡くなる方や緊急搬送される方が後をたちません。

 

これまで、気象庁高温注意情報環境省の暑さ指数(WBGT)等によって国民に注意を呼びかけてきましたが、

 

令和2年度からは、環境省気象庁が連携し、より効果的な情報発信を行うため、熱中症警戒アラートを実施することになりました。

 

発表には熱中症との相関が高い「暑さ指数」を用います。

暑さ指数の値が33以上と予測された場合に発表します。

また、発表内容には、暑さ指数などだけでなく、

具体的に取るべき熱中症対策も含まれていることが特徴です。

 

 

参考

https://www.wbgt.env.go.jp/sp/about_alert.php